アニメ1期の最終話が終わった夜のことを、僕はよく覚えている。
画面は暗転し、エンディング曲は流れ終わった。
なのに、なぜかリモコンに手が伸びなかった。
物語は終わっていた。
でも感情だけが、椅子に座ったまま動かなかった。
だからこそ、2期制作決定のニュースを見たとき、胸に浮かんだのは期待よりも先に、この疑問だった。
で、どこまでやるんだろう。
「葬送のフリーレン 2期 どこまで」という検索は、
未来を知りたい欲求じゃない。
次に、どこで心を置いていかれるのか。
それを、あらかじめ知っておきたいだけだ。
この記事では、アニメ2期が原作の何巻から始まり、どこまで描かれる可能性が高いのかを整理しながら、
物語として最も“美しく残酷な区切り”について、僕なりの言葉で考えていく。
葬送のフリーレン2期は原作何巻から始まるのか
まずは、事実から確認しよう。
アニメ第1期は、原作コミックス第7巻・第60話までを描いて終了した。
一級魔法使い試験が終わり、仲間は揃い、旅は続く。
物語としては、これ以上ないほど整った終わり方だった。
だから2期は、原作第7巻・第61話から始まる。
ただし、ここでひとつ強調しておきたい。
ここは単なる「続き」じゃない。
旅の意味が、静かにすり替わる地点だ。
- 試験編まで:過去を知るための旅
- 2期から:今をどう選ぶかの旅
同じ道を歩いているのに、
靴の重さだけが変わったような感覚。
それが、2期の始まりだと僕は思っている。
アニメ2期は原作どこまで描かれる可能性が高い?
※ここから先は公式未発表のため、あくまで考察です。
ただ、『フリーレン』という作品の呼吸を考えれば、
無理な予想は必要ない。
この作品は、走らない。
走らない代わりに、立ち止まることも恐れない。
【予想①】1クール構成の場合|原作第9巻・80話前後まで
もっとも現実的で、もっとも“らしい”のがこのラインだ。
1クール(10〜13話)で、
原作第7巻61話〜第9巻80話前後。
この区間には、大きな勝利も、派手な敗北もない。
あるのは、
フリーレンの時間が、ほんの少しだけ人間側に傾く瞬間だ。
物語は進んでいるのに、
「進んだ」と言い切れない感じ。
でも、その曖昧さこそが、この作品の終わり方にふさわしい。
続きを待つ時間すら、物語の一部になる。
そんな余白を残せるのが、第9巻前後だ。
【予想②】2クール構成の場合|原作第11巻中盤まで
もし2クール構成なら、原作第11巻中盤まで描かれる可能性もある。
この範囲では、物語の密度が一気に上がる。
人間関係も、感情の温度も、明確になる。
ただ、僕は少し慎重だ。
『フリーレン』は、
説明しすぎた瞬間に壊れる物語だと思っている。
だからこそ、詰め込みすぎない。
語りすぎない。
その美学を守るなら、
1クールで静かに区切る判断の方が、ずっとこの作品らしい。
「何巻まで」より大切な、“物語の区切り”という視点
ここで、数字の話から一度離れたい。
フリーレンは、
事件で区切られる物語じゃない。
感情が、追いついたかどうかで区切られる。
1期がそうだったように、2期の終わりもきっとこうだ。
- 何かが終わったわけじゃない
- 目的も変わっていない
- でも、もう同じ速度では戻れない
原作第9巻前後は、
その「戻れなさ」を初めて自覚する地点だ。
まるで、
長い旅の途中でふと振り返り、
「あ、もう結構歩いたな」と気づく瞬間みたいに。
原作で先読みするなら、何巻から何巻まで?
もしあなたが、
「アニメを待てない。でも、感情は壊したくない」人なら。
第7巻61話〜第9巻までを勧めたい。
これはネタバレじゃない。
心の助走だ。
先に知ることで、
アニメを見たときの感情が薄まるどころか、
むしろ、遅れて効いてくる。
フリーレンという作品は、
知ってから泣く物語だから。
なぜフリーレン2期は「終わり方」が重要なのか
この作品は、完結を目指していない。
正確に言えば、
感情が完結しないことを肯定する物語だ。
- 後悔は、必ず遅れてやってくる
- 大切だった時間は、失ってから重くなる
- 時間は平等でも、記憶は平等じゃない
2期のラストも、
きっと何も解決しない。
でも、あなたの中に何かだけは残る。
それでいい。
それこそが、フリーレンの“正解”だから。
まとめ|区切りは、物語の都合で決まらない
葬送のフリーレン2期は、原作第7巻61話から始まり、第9巻前後まで描かれる可能性が高い。
でも本当に大切なのは、
何巻まで進むかじゃない。
どこで、あなたの時間が止まるか。
フリーレンの旅は続く。
そして、僕たちの感情は、いつも少し遅れて追いつく。
その遅れを、
愛してしまう人のための物語だ。
※本記事は、公式未発表のアニメ2期構成について、既存情報と物語構造をもとにした考察記事です。実際の放送内容とは異なる可能性があります。最新情報は公式発表をご確認ください。



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